日本の香道の祖と位置づけられるのが、閑院大臣・藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)です。
 冬嗣は、奈良時代の宝亀6年(775)に生まれ、平安時代初期に嵯峨天皇、淳和天皇に重用され、詩人、歌人、武人、政治家、そして薫物(たきもの)香道家という、比類ない該博多能な人物であり、多大な功績を遺した偉人です。
 「六種(むくさ)の薫物」という6種の平安朝空薫物があります。その内の3種である「梅花」「侍従」「黒方」の最古にして原型の調合方を考案したのが冬嗣です。
 そして、薫物文化は平安時代に隆盛し、江戸時代中期まで存続しました。徳川家康も薫物をこよなく愛し、『香之覚(こうのおぼえ)』という薫物調合方を記した書を執筆しているのです。









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